さびしい
わかってたけど、目を背けてきたもの。
さびしい。
今日は近くの商店街がお祭り。
太鼓の音で目をさまし、冷やかしに外に出る。
神輿を担いでワイワイ楽しそうな人。
太鼓を一生懸命たたいている人。
にぎやかな町の音。
でも一番心がいたかったのは、そこらじゅうで聞こえる
「あーーー」とか
「げんきー」とか
「よーーー」とか
よろこびと共に叫ばれる再開のあいさつ。
このにぎやかな時間を、一緒に過ごせる人がいる。
待ち合わせる人がいる。
そして笑いあえる人がいる。
自分はひとり。
そのにぎやかさを少しでも味わいたくて。
間接的に、少しでも。
それぐらい飢えているから、眺めてるだけで少し楽しくなる。
だけど
再会の、喜びの光景で打ちのめされる。
ひとりなんだ。
こんな日に一緒に過ごせる人がいない。
いや、そういうふうに人づきあいができてない。
さて、なんでだろう。
というところで、向き合うのに躊躇する自分がいる。
↑
こんなことを書けただけでも大変な進歩だと思ってる自分がいる。
どんだけ孤独なんだと。
でも、それで日々は過ごしていける。
と思ってた。
この前、本当に何もかもやる気がなくなるまでは。
だけど、そのときいろいろ考えて、そのあと職場が変わって余裕ができて、考えた。
「こいびと、ほしいなぁ」