光と影と、村上春樹「1Q84Book2」でリーダーが語ること
「~我々が善良で優れた完璧な人間になろうと努めれば努めるほど、影は暗くよこしまで破壊的になろうとする意志を明確にしていく~」
中略
「なぜならばこの自然界において、人が自分自身以上のものになることは、自分自身位以下のものになるのと同じくらい罪深いことであるからだ」
※1Q84 Book2 著者:村上春樹 発行:新潮社 より引用
ここでのポイントは「人が自分自身以上のものになること」も罪深いと言っていること。
怠けて自分のポテンシャルを発揮しないのは、ダメだっていうのはわかりやすいですが、自分以上になることも罪深いと言っていることが自分のなかで新しい視点でした。
だって、頑張って自分を超えていくのは良いことだと、ずっと叩き込まれきたから。がんばってがんばって社会に貢献して、理想的な人物になりましょうと社会の圧力を受けてきたから。
あー、今気づいた、一番受けてたのは母親だ。
「結婚しないの?」「こっち帰ってこないの?」
母親の要求だったんだ。
はい、まじめな学生でした。
まじめな会社員でした。
結果潰れました。
借金作って、返せなくて、今債務整理中です。
無理して立派になろうとすること、それも実は罪深いことなんだ。
がんばっちゃダメなんだ。
最近思います。「がんばっちゃダメ」と。
自分のあるべき自分にならないと。
やりたいことをやれ。
好きなことをやれ。
嫌なことは嫌といえ。
でも実はそれが一番難しい。
だから、自分のやりたいことをやっている人はキラキラ輝いて見えるんだろうな。
さて、自分のやりたいことはなんだ?
こじれすぎてすぐには言えない。
恥ずかしくて、過去にあきらめてて、今すぐには言えない。
こんなところで、匿名じゃなか言いたいことも言えない。
でも、ここで書けてることが自分では一歩進めていること。
だから、今はここで正直に書くことを続けようと思う。