最近思いついたメモ。長期的な視点で個人的にブレイクすると思われるものとか。
歴史は繰り返す。
時代にあったものがヒットする。
思えば今のヒット商品も、同じコンセプトを持ちながら、早すぎるがゆえに消えていった者たちが多数ありました。
例えばスマホ。
PDAというタッチペン付きの端末がかつてありましたが、独自規格だったり、動作が重かったりで、いつのまにか消えていました。
例えばAI。
パソコンが登場した時期に、「どらえもんが現実に」などともてはやされましたが、
実際には全然使えない、単純な分岐判断をしたりといったものでした。
例えばVR。
バーチャルボーイに始まり、3Dを経て、VRになってやっと日の目を見ている気がします。
もう一つ上げるなら、3Dプリンター。
登場初期は夢の機械と思われましたが、精度だったり価格だったり、いつのまにか注目されていませんでしたが、最近はとても注目されている気がしています。
金属が作れるようになり、ネジなどの部品が作れるようになったり、
巨大なプリンターで家が建ってしまったり、あらゆるものがオーダーメイドされる日がくるかもしれません。
ということで、一旦は先進的過ぎて日の目が見なかったものが
技術の進歩により、大ブレイクする。
そんな視点から考える、次にブレイクするもの。
※完全に個人的な妄想です。
グー〇ルグラス的なAR端末。
登場当初は、スマホの次として非常に期待されていましたが、いつのまにか消えていた眼鏡型のウェアラブル端末。
はっきり覚えていないのですが、録画機能を付けたさいにプライバシーが問題になったり、といったところが結構問題になっていたと思います。
では、そこをどう解決するか。
5G+youtubeだと思います。
まずはyoutubeの技術。
アップされた映像や音楽を解析し著作物か判断し、アップ者と著作権者双方を仲介して、双方に利益をもたらす。
この技術と5Gによる高速通信が加われば、リアルタイムで著作物かどうかを判別し、モザイクをかける、録画を中止する、などの対策がとれるようになります。
スマホの次はウェアラブルと呼ばれていますが、本質的には「カメラ(スマホ)を構える手間」の消滅が次のブレイクスルーになるのではないでしょうか。
この景色は素晴らしいと思った瞬間、撮影ができている。
そして、それを著作権とか気にすることなくその場でシェアできる。
最近のカメラは色々な機能がついて綺麗な写真がとれますが、
それは一眼レフ+職人でできていたことができるようになったことで、
改善であり、ブレイクスルーではありません。
ということで、次の大ブレイクはグー〇ルグラスではないかなーと勝手に思っています。
さて、著作物かどうかをリアルタイムで判別できるようになると何がおきるか。
ここから先は、とある小説で書かれていたネタを書きたいと思います。
まあ、現在はSFレベルで実現はしそうにないお話ではありますが。
その小説とは
この小説の中で、主人公は独自の仮想通貨を作ります。
そして、その通貨には自動で課税されるスマートコントラクト(自動処理プログラム)が仕組まれます。
つまり、その通貨を使って経済活動をすると、その量に応じて自動的に課税分が受け取る主体(小説では主に国家)に支払われるように設定されています。
そして、受け取る国家はその通貨を認め、受け取り手続きをするとその国家分の税金を受け取れるようになります。
その国家が受け取り手続きをしない場合、その国家が受け取るべき税金はプールされ続けるようになります。
さて、これを先ほどのウェアラブルでリアルタイムに著作権処理と組み合わせると次のようになります。
ウェアラブルで録画された映像でリアルタイムに著作物が処理され、その著作物に関する著作権料が自動的に個別にプールされます。
そして、自分の著作物をその管理主体に登録すると、プールされていた著作権料を受け取ることができる。
具体的な例としては、例えば自分の顔を登録しておくと、街で撮影された動画に偶然自分が映り込んでしまった場合でも、その動画で収入が発生した場合、その収入の一定比率を自分が受け取れるようになるというもの。
もちろん、人の顔以外でも、キャラクターや看板、建物などでも同様のです。
そして、その処理はブロックチェーン技術を使い、スマートコントラクトで自動的に処理される。
そうするとどうなるか?
何も考えずに好きなことをしているだけで生きられる人が出てくる。
現在、youtuberやブロガーなど、一見好きなことをして自由に生きている人は、映像を撮影、編集したり、記事を書いたりといったことを大量に素早くこなせる、または苦にしない人たちです。(もしくはそれをしてくれる人が周りにいる)
現在、youtuberやブロガーの人たちはある程度そういったことに労力をかけられる人たちが収入を得られる仕組みになっていますが、その敷居がどんどん下がることで、
そういった手間が嫌いなひとや労力を割けない人も収入を得る可能性がでてきます。
つまりは、もっともっと生き方そのものが生活の糧になる。
そんな時代が来るのではないかと。
人類、総芸能人化。
ちょっと、そんな夢物語を思ってしまったりしました。